キーワードは、「私は感じる〜I feel」です。
12サインを人の一生で例えると蟹座期は、外の社会と内の社会を認識する様になる段階です。
コミュニケーションする事を覚えた子供達は、仲間意識が強くなり、共感力も強くなります。
共感するということは、心、感情を見つめるということになります。
蟹座期は、人と関わる時、心、感情というものをどう捉えていくか、他者の心を通してどう自分を認識していくかという時期に当たります。
蟹座の人は親しくなると、優しく繊細な心遣いで周囲に対して配慮したり、男性も含めて面倒みが良いです。
自分の生活領域と外との境界線をきっちり引いているところもあります。
よく蟹の甲羅に例えられますが、甲羅の境界線の内側にあるものに対しては、守ろうとする気持ちも強く、肉親に対しては特に大切に思い、まめに世話を焼いたりします。
心を許した人に対しては、自分の心情を見せたり、相手の心情もしっかり読み取って自分のことの様に感じたりする傾向。
大事に思う相手には、何故か自分の心を上手く見せることが出来たり、相手に安心感を与えたりします。
特に子供、母親に対してご縁があります。母性的。
人の心の動きに敏感で、周囲の雰囲気、気配、目に見えないものに対しても、敏感なところがあります。
感情面や、想像力、また霊感的な感覚から来るインスピレーションが備わっていたり、天性の芸術的才能がある人もいます。
恋愛は、深い愛情を持って相手に尽くし受け止めてあげることができる。
蟹座は人に対しての慈しみ、繊細な愛情、または守る気持ちが、身近な人に働きますが、180度反対のサイン山羊座は社会に出た時に、社会の中にいる人を守るために働きます。
どちらも自分の周囲の大切な人たちを守る意味があります。
聴感覚が発達している人もいます。
また、蟹座の人は支配星の月の影響で、満月、潮の満ち引き、地上の水の流れなどに影響されやすい場合もあるかもしれません。
水のエレメントとしての蟹座
12サインは「火」「地」「風」「水」という4つのエレメントに別れています。
水のエレメントが表していることは、愛情です。また、感情と霊感を象徴します。
蟹座は、水のエレメントの原初形態(自分への関心)になりますから、この「水」の傾向がストレートに表れやすいと言えます。
特に感情面では、ストレートで自分が受けた感情の印象をずっと持ち続けてしまう面があります。
感情の抑揚が激しい場合もあり、傷つきやすさから、「突然ブロック」「突然シャッター」などのことはありますが、自分の心を守るためです。
最初は人に対して用心する部分があり、人見知りの面もありますが、少しずつ打ち解けていきます。
蟹座の人の関心は自分自身、そして身近な人、気の合う人、心が許せる人と広がっていき、一緒に行動していく様になります。
自分より、身近な相手が優先される時もあり、ストレートに関わっていきますが、逆にそんな人がいなくなると寂しいと感じたり、孤独には弱いかもしれません。
活動宮としての蟹座
次に12サインは、それぞれ、活動宮・固定宮・柔軟宮と3区分に別れています。
3区分はそれぞれ時間推移を元に考えた行動の傾向を表しています。
活動宮は、「行動の開始」を表します。
行動が能動的。行動の軸は自分です。
蟹座の人は、社会や人に対して身近な感覚で積極的に働きかけていきます。
蟹座の人は水のエレメントの活動宮ですので、感情や愛情の面で、人や社会に対して積極的に周囲に働きかける様になります。
感情が源になってできたもの、表現、深い友情、愛情、仲間意識、そんな目に見えないものを具現化して形にすることがあります。
自分のホームの外側にあるものに対しては防衛本能が働き、攻撃してくるものに対しては、断固闘う姿勢を見せることがあり、並外れた行動力、強さがあります。
また積極的に人を育てたり、教育したりします。
蟹座のルーラー月
次に12サインはルーラーという守護星があります。支配星とも言われます。
蟹座の人の雰囲気や行動は月が象徴することに表れやすいでしょう。
では、月とはどんな惑星なのでしょう。
月は地球の周囲を回転している衛星です。 太陽が個人の目覚めた意識だとしたら、月は、無意識的な癖や感情を表すといわれますね。 反射や模倣。 個人の落ち着ける、場所。 個人の内面的な感情。 リラックスしている時の顔[…]
月のシンボルは、ギリシャ神話の狩猟と豊穣の女神、アルテミスです。
12の各サインは、そのサインのルーラー(守護星)とギリシャ神話を合わせて考えてみることでより、理解が深まるかもしれません。
期間 | 6月22日〜7月23日まで |
2区分(男・女) | 女性星座 |
3区分(時間の概念) | 活動宮 |
4区分(エレメント) | 水の原初形態(自分への関心) |
ルーラー | 月 |
体の部位 | 胃 細胞 |