月についての記述

月は地球の周囲を回転している衛星です。

太陽が個人の目覚めた意識だとしたら、月は、無意識的な癖や感情を表すといわれますね。

反射や模倣。

個人の落ち着ける、場所。

個人の内面的な感情。

リラックスしている時の顔。

愛着が湧くもの。

ノスタルジー、過去の記憶、思い出。

心のよりどころ。

生まれた時、心に感じるもの、安らぎを与えてくれるもの、ゆりかご。

赤ちゃんがなかなか手放さない、ふわふわのタオルケットやガーゼ。

また幼少期真似していたものは月が映した太陽の残像といえるかもしれません。

生まれたての時は、どうして生きていけばいいのかわからないので、周囲の人々、まずは身近なところにいる「親」の真似をしますよね。

月は自分がこの世に生まれてから初めて太陽の反射として認識した7才までの純粋な影です。

母親との繋がりも密接に関係してくるのが月の年齢域になるということですね。

子供時代の家庭環境や、幼児体験と関係が深く、成長後もその影響がみられる場合があるかもしれません。

私の個人的な月体験といいますか、月の感覚として、自分が子供の頃に流行っていたファッションや、音楽、大衆文化に何故か心惹かれます。

当時の記憶があるものもありますが、リアルな体験をしていないにもかかわらず、妙に愛着が湧きます。

なんだか、昔懐かしい感覚に陥るのですね。

また、大衆的な人気を表すといわれます。

月は大衆の意識を表すことから、心理学で示される集団的無意識や夢などに繋がる場合もあるのかもしれません。

月の影響が強い人は、「集団的意識、無意識」を敏感に感じ取りやすいかもしれません。

また、冥界とこの世界をつなぐ入り口であるともいわれますが、人は月を通って、この世に生を受け、月を通ってあの世に帰っていくのかもしれません。

また、肉体、この世界の物質的なものを表すといわれます。

人としては母親・妻を表します。

月が表す人生の年齢域としては、「第一段階」(月・水星・金星)にあたります。
月はこの世にうまれてから7才までの幼少期になります。
人はこの世に生をうけた時、肉体を伴って生まれてくるので、月は肉体そのものを表し、肉体を通して、現実世界が映し出されます。
月は人が生まれてからの魂と肉体を着地させるための入り口になりますが、生まれたての時は、現実世界では、まだ自我を完全に認識していませんし、生きる力もありません。
月の年齢域の7才までは、月に映し出された心安らぐ環境の中で、その場所に適応した生き方を習得するために、人が育っていく期間になります。
そして、最初に見たその月の幼少期の環境の景色を人は死ぬまで持ち続けていくことになるのかもしれません。

マドモアゼル愛 風の学習塾より

  • 公転周期:28日
  • 年齢域:0才から7才
  • 年齢的な影響:生まれたばかりの赤ちゃんの時から母親の影響を受ける幼少期
  • 守護する星座:蟹座

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