乙女座

キーワードは、「私は分析する〜I analyze」です。

12サインを人の一生で例えると乙女座は、青年期です。

より完成させた自分になりたいという思いを抱く様になり、個人に対しても、また社会に対しても、何かの役に立ちたいという気持ちも強くなります。

奉仕の精神があります。

乙女座の人は分析したり、識別したり、整理したりする実務能力があります。

しかも緻密で几帳面です。

物事を公平に、また客観的に見ることが出来、完成を目指すには、どこが足りないか、どこが要らないかなど判断する力があります。

合理的な考えも方もあるために、識別して不要な物は切り捨てたりすることもあります。

完璧を目指すところもあり、少し潔癖症です。

乙女座の視点は、細胞組織に例えられることもあり、その組織内のことに全力で取り組みますが完璧を目指すあまり、不純物が入り込むことを嫌うかもしれません。

自分の許容範囲を知っていて、それ以上の限界を超えると、混乱する場合もあり、やや神経質な部分もあります。

公共の秩序を守る気持ち、ルールをちゃんと守る気持ちも強いです。

ただ、完璧主義や、真面目さがすぎると、批判精神も出てきたりします。

恥じらいもあり、控えめな部分がありますので、行動は地味でこじんまりしている傾向ですが、乙女座の人に何かをお願いしたり、任せたりすると、責任持って的確に対処してくれます。

枠組みを作り自分の役割をきちんと理解して処理しますが、木を見て森を見ずの様なところもあります。

意外にロマンチスト。

乙女座の恋愛は、自分から、積極的になるというよりは、相手から頼られたり、欠点を見せられたりすると芽生えたりします。

自分の存在感が発揮される部分に目が向けられることが多いかもしれません。

乙女座は周囲に対して「理想の世界」を実現させるために献身的に尽くしますが、それは主に物質的豊かさを生み出すことや、目に見える秩序ある世界ということで、いつも現実的な視点に立っています。
180度反対側にある魚座も、慈愛に満ちた、目に見えない精神的な「理想の世界」を作り出すために、乙女座同様に献身的に周囲に寄り添っていきます。

地のエレメントとしての乙女座

12サインは「火」「地」「風」「水」という4つのエレメントに別れています。

地のエレメントが表していることは、物質的なものと人間の関係です。また、固定された大地を象徴します。

乙女座は、地のエレメントの発展形態(相手への関心)になりますから、この「地」の傾向は相手という対象に働きかけます。

まずは、物の価値を知り、働きを知っていますので、物の永続性を願います。

誰が見ても見やすい様に整理整頓したり、大事な物は傷つけず保管したり、上手に物の管理をします。

物を長持ちさせるのは12サインNo.1です。

自分の周囲の人に対して、物が秩序だって便利に機能していくことを考えます。

体も物質と考えると、体の維持、健康管理のことも乙女座の領域になります。

柔軟宮としての乙女座

次に12サインは、それぞれ、活動宮・固定宮・柔軟宮と3区分に別れています。

3区分はそれぞれ時間推移を元に考えた行動の傾向を表しています。

柔軟宮は、「相手や状況に適応する」ことを表します。

物事を客観的に見ようとする傾向もあります。

乙女座の人は地のエレメントの柔軟宮ですので、相手や状況に合わせて対応します。

人の立場に立って考え、また計算したりすることも得意です。

「転ばぬ先の杖」の様に、会社や組織の指揮系統の補佐など、「縁の下の力持ち」的役割を発揮します。

対人関係では、細かい分析と観察眼で、相手の性質を見ぬいてしまったり、相手に寄り添いながらサポートしたりします。

乙女座のルーラー水星

次に12サインはルーラーという守護星があります。支配星とも言われます。

乙女座の人の雰囲気や行動は水星が象徴することに表れやすいでしょう。

では、水星とはどんな惑星なのでしょう。

関連記事

水星は、知性とコミュニケーションを司る星です。 考え方や興味の対象、コミュニケーションのとり方に影響します。 思考力・学習脳力・直感など、精神的能力を表します。 太陽の意識や、内的に生じる意識を外部にアウトプットしていく手[…]

水星のシンボルは、ギリシャ神話の商業と盗賊の神マーキュリーです。

12の各サインは、そのサインのルーラー(守護星)とギリシャ神話を合わせて考えてみることでより、理解が深まるかもしれません。

期間 8月24日〜9月23日まで
2区分(男・女) 女性星座
3区分(時間の概念) 柔軟宮
4区分(エレメント) 地の発展形態(相手への関心)
ルーラー 水星
体の部位 腸・細胞(結界)