蠍座

キーワードは、「私は求める〜I desire」です。

12サインを人の一生で例えると蠍座は、成熟した大人で、配偶者を得て精力的に力強く生きる。そんな時期になります。

生きることに全力を注ぎ真剣です。

不思議な力強い生命力があります。

鋭い洞察力で、表面的なものよりも、物事の根源的な部分、目に見えない深い部分、核の部分、裏側の部分を見つめよう、掘り下げようとします。

人の心の奥の深い部分に意識がありますので、気持ちを推し量ることが上手く、深層心理等にも興味があります。

そして、直感力、集中力があり、何にでも真剣に対処するので、結果を出します。

そのことが、「財」や「社会的地位」を築き上げるということにもなります。

孤立、追い込まれた状況からの大逆転、起死回生ということが起こりやすい。

生きるか死ぬかの極限状態から、脱出した後が本来の自分の道が開けてくることがあります。

生きることに対してのバイタリティが並外れているところがあるので、「生」や「死」を意識することも多く、それに繋がる性的なこととも深く関わります。

蠍座のキーワード、「I desire」は、生きること、物質的なもの以外のものも含まれていますが、人の心や精神性も含まれます。

恋愛は、一度好きになると、深い愛情を持ちます。

口数は少ないかもしれません。

最初はクールな対応かもしれませんが、一旦深く関わると多少のことでは離れません。

なので心変わりすることは滅多にありませんが、執着したり、感情的に深刻になるところがあり、起伏も激しくなります。

180度反対側の牡牛座も生きることを意味しますが、牡牛座は肉体からくる本能的、物質的なものが根源ということに対して、蠍座の生命力は愛情であり、精神力であり、目に見えないものが源動になっています。

牡牛座と同様に金運もありますが、蠍座の財は目に見えないものとして表れてくる傾向。

水のエレメントとしての蠍座

12サインは「火」「地」「風」「水」という4つのエレメントに別れています。

水のエレメントが表していることは、愛情です。また、感情と霊感を象徴します。

蠍座は、水のエレメントの発展形態(相手への関心)になりますから、この「水」の傾向は特定の相手を対象に働きかけます。

蠍座の人は深い部分で人と繋がろうとしますので、相手と突き抜けてしまうくらい、一体になりたいと願っています。

最初は人に対して、簡単には信頼しないところがあります。疑り深い。

自分の言動に対して、秘密裏に運ぼうとするところがあり、あまり大衆にアピールすることは少なく、影からそっと見守る傾向。

「人」を通して「社会」を通しての経験から得る精神性や生きる力。

不動宮としての蠍座

次に12サインは、それぞれ、活動宮・固定宮・柔軟宮と3区分に別れています。

3区分はそれぞれ時間推移を元に考えた行動の傾向を表しています。

不動宮は、「物事の継続」を表します。

行動や考え方の方針を一貫して固めていく傾向があり、あまり外部からの影響を受けにくい傾向。変化苦手です。

蠍座の人は水のエレメントの固定宮ですので、自分と相手の感情を固めて行きながら、内的に取り込んで、変容していきます。

信念を貫いていく心の強さがありますから、いろんな意味で超越した結果になって表れそのことが、自分を含めた周囲に大きく影響を与え変化させていくことがあるかもしれません。

蠍座のルーラー冥王星

次に12サインはルーラーという守護星があります。支配星とも言われます。

蠍座の人の雰囲気や行動は冥王星が象徴することに表れやすいでしょう。

では、冥王星とはどんな惑星なのでしょう。

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冥王星のシンボルは、ギリシャ神話の冥府の神、ハデスです。

12の各サインは、そのサインのルーラー(守護星)とギリシャ神話を合わせて考えてみることでより、理解が深まるかもしれません。

期間 10月24日〜11月22日まで
2区分(男・女) 女性星座
3区分(時間の概念) 不動宮
4区分(エレメント) 水の発展形態(相手への関心)
ルーラー 冥王星
体の部位 陰部