射手座

キーワードは、「私はわかる〜I see」です。

12サインを人の一生で例えると射手座期は、人生の壮年期〜完成に向う頃、様々な経験から、視野が広くなり、高度な大人な事柄を考え始める段階です。

射手座の人は、社会をよりよくするために、自分には何が出来るだろうと考えます。

自分の疑問に思うことを知りたいと思い、より自分の精神性を高めたいと思っています。

そして、それらを探求し、追い求めることに情熱を傾けます。

射手座は、ギリシャ神話のケンタウロス族の象意が表している通り、姿が半身半獣。

馬の様に駆け回るのが好きです。

スケール大きく、熱が向う方向へ、エネルギッシュに、純粋に真っ直ぐに飛んで行きます。

また、信頼性を通して築き上げた人との関係や物事の発展を目指します。

180度の反対側の双子座は、言葉による他者との関係で自分を確認しますが、射手座は、その様々な双子座での個人的な体験の可能性を広げて、さらに広い世界と向き合い理解したいと考えています。

その体験を社会に還元して、貢献したいと願うところがあり、本気で取り組んでいきます。

いつも自由なマインドで、明るく、楽天的。束縛は嫌います。

深めた知識、見識は、学問や宗教、哲学に、医学など、構造が複雑で高度な分野に入っていき、探究や研究熱心な人もいます。

射手座の人は読書好き12 サインNo.1です。

また海外や遠方の土地でのご縁があるかもしれません。

逆境に挑んでいって撃沈、落ち込むこともありますが、落ち込んでる姿は人には見せません。頭の切り替えが早いです。

射手座の人は、自分の情熱をかけるに値しないことや、極端に道に外れることを目前にすると迷走してしまうかもしれません。

高度な目的のために、どう行動していけば一番良いのかを考えています。

金銭など、物質的代価はあまり頭にないこともあるかもしれません。

射手座の人の恋愛は、追われるより追いたい。情熱をかけて追いかけている時が幸せなのかもしれません。

射手座の象意は、半身半獣のケンタウロス族の哲学者ケイローンであり、アクレピオスと深く関わりがあります。

射手座は哲学者ケイローンに育てられた、アクレピオスの象意も含まれます。

アクレピオスとは、「蛇遣い座」にあたり、黄道に入っている大きな星座になりますが12サインには数えられていません。

ギリシャ神話では、アクレピオスはケイローンに医術と薬術を学び名医になったとされていますが、「医療」と「夢」を司ります。

「夢」と射手サインは、関連づけられることがあります。

180度向かい側の双子座も知識、学問を表しますが、双子座は現実に即した知恵や情報や方法論を意味することが多いのに対して、射手座は、霊的なこと、哲学や精神論的なことを深める傾向になり、少し現実より離れた部分を示す場合があり、両極でバランスをとっているのかもしれません。

火のエレメントとしての射手座

12サインは「火」「地」「風」「水」という4つのエレメントに別れています。

火のエレメントが表していることは、自我・魂・情熱で、精神・神聖なるものの象徴です。

射手座は、火のエレメントの最終形態（社会への関心）になりますから、この「火」の傾向は社会に働きかけます。

自我の最終形態は、社会に対して、自分がどうありたいかで表れてきます。

好きなこと、興味のあることが情熱の発火点になるので、その熱を大事にします。

人間は「半霊、半物質（霊が肉体を持って生きている）」と考えると、「霊」的な部分に近いのが射手座の魂かもしれません。

柔軟宮としての射手座

次に12サインは、それぞれ、活動宮・固定宮・柔軟宮と3区分に別れています。

3区分はそれぞれ時間推移を元に考えた行動の傾向を表しています。

柔軟宮は、「相手や状況に適応する」ことを表します。

射手座は火のエレメントの柔軟宮なので、物事を主観的に見てはいますが、自分にとって重要なこと、そうでないことの判別を上手くして、状況に応じて使い分けることができます。

柔軟にスピーディーに動きますが、予定がコロコロ変わったりします。

過去の感情的なことや必要ないと判断したことはすぐ忘れてモチベーションを切り替えます。

射手座のルーラー木星

次に12サインはルーラーという守護星があります。支配星とも言われます。

射手座の人の雰囲気や行動は木星が象徴することに表れやすいでしょう。

では、木星とはどんな惑星なのでしょう。

木星のシンボルは、ギリシャ神話の全能の神、ゼウスです。

12サインは、そのサインのルーラー（守護星）とギリシャ神話を合わせて考えてみることでより、理解が深まるかもしれません。