天秤座

キーワードは、「私は計る〜I weight」です。

12サインを人の一生で例えると天秤座期は、いよいよ成熟期へ向かう頃です。

人が経験と知識を身につけ、また社会との関わりとして結婚も考える、そんな時期を表します。

12サイン後半の天秤座からは、社会生活のサインになります。

自分個人だけではなく、他者との関わりを考える時代です。

天秤座は協調性と全体とのバランス感覚を持ち合わせています。

また、天秤座は自分の秤があり、その秤は常に揺れています。

立場や、場合によっても秤の傾き方は様々ですが、常に両方の視点から物事を客観的にみて、バランスを取ります。

人との距離感も絶妙です。

どちらにも傾いていない、均衡のとれた調和された世界を目指します。

そのため、相反する意見や価値観等なども公正に調停するなど、常に差し引きを上手く押し図り、バランスを取る様に心がけます。

そして公共性を尊重し、他者を尊重します。

自分と相手とのバランスを意識しますので、いつも、相手と対等でありたいと考えています。

審美眼もあり、品の良いもの、美しいもの、洗練されたものを好みます。オシャレ上手。

人の中にいる時が一番生き生きとしているのが天秤座の人ですが、たまに、人の間の中で苦悩することもあります。

いつも他者や、周囲に気を使って心を砕いていますが、あまり自分の本心を見せないかもしれません。

特に、マイナス面の感情を人前で晒すのを良しとしないところがあります。

なので、天秤座の人の本心はなかなか、人からは分かりにくいかもしれません。

状況を見て自分の行動を決めてしまうため、他人から見ると場合によっては八方美人に映るかもしれません。

恋愛は、同じく自分の内面をそれほど相手に見せることはせず、いつも相手に合わせていますが、そのことが人によっては不安だったり、物足らないとなることがあるかもしれません。

パートナーには自分と同じ様な「スマートさ」を求めてしまうこともあります。

駆け引き上手。

天秤座は、人から見てどうかが重要な「他者視点」が軸になっていますが、180度反対側にある牡羊座は、自分がどうありたいかが重要な「自分視点」が軸になっています。

どちらも周囲に対して、どうしていきたいかが重要なポイントになっていて、軸の違いはありますが目指すところは同じだったりします。

風のエレメントとしての天秤座

12サインは「火」「地」「風」「水」という4つのエレメントに別れています。

風のエレメントが表していることは、知識と人間関係です。また、思想や知性を象徴しています。

天秤座は、風のエレメントの発展形態(相手への関心)になりますから、この「風」の傾向は特定の相手を対象に働きかけます。

天秤座は、他者視点から見る審美眼があります。

誰の目からも見た美しいものや、整ったアイディア、情報などを発信していきます。

流行に敏感ですから流行を作り出していったり、バラエティや、イベントごと、ステージなど人が集まる場所で力を発揮したりします。

また優れた写真、デザイン制作など、人から見られるものづくりは天秤座さんの得意とするところかもしれません。

活動宮としての天秤座

次に12サインは、それぞれ、活動宮・固定宮・柔軟宮と3区分に別れています。

3区分はそれぞれ時間推移を元に考えた行動の傾向を表しています。

活動宮は、「行動の開始」を表します。

行動が能動的。自分と人との関係を主軸に動きます。

人間関係を円滑に結びたいという意識があり、常に相手がどう感じるかとか、どう行動するかということに注目して全体性を見るので、客観的、俯瞰的なものの見方をするところがあります。

聞き上手で話し上手。何故か揉め事も丸く治めてしまう、仲裁役にもなったりします。

いろんなベクトルが動いている人のエネルギーを敏感に捉えて、その中で「自分はどうありたいか」ということもいつも考えています。

天秤座のルーラー金星

次に12サインはルーラーという守護星があります。支配星とも言われます。

天秤座の人の雰囲気や行動は金星が象徴することに表れやすいでしょう。

では、金星とはどんな惑星なのでしょう。

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金星のシンボルは、ギリシャ神話の愛と美の女神、ヴィーナスです。

12の各サインは、そのサインのルーラー(守護星)とギリシャ神話を合わせて考えてみることでより、理解が深まると思います。

期間 9月24日〜10月23日まで
2区分(男・女) 男性星座
3区分(時間の概念) 活動宮
4区分(エレメント) 風の発展形態(相手への関心)
ルーラー 金星
体の部位 腰・腎臓

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