冥王星についての記述

冥王星は、死と再生を司る星です。

土星より遠い、人の目で見ることが出来ない天体はトランスサタニアンと呼ばれ常識の枠にはめ込むことが出来ません。

そして、地球から遠い星ほど、影響は強く出てくるといわれます。

冥王星は太陽系では地球から一番遠い星になり、太陽系外宇宙との接点になっているともいわれます。

常識的な日常や、安定した普通の顕在意識を覆すような出来事を起こす場合があります。

冥王星は不可抗力な力であり、物事の本質を根本から覆す様な徹底的な変化をもたらし、強制力があります。

物事は同じ場所に留まることは少なく、変化することが常で、命はいつか終わりを迎えます。

破壊は次の再生を促し、新しい事象がまた始まるという死と再生力。冥王星は、この力を表します。

また、冥王星は心の深い領域も意味します。

物事の根源的な部分、事象の目に見えない深い部分、核の部分、裏側の部分を見つめよう、掘り下げようとする力。

そのエネルギーは潜在意識、行動の動機につながっていたりします。

「火事場のバカ力」という言葉がありますが、そんな言葉にピッタリな力で、普段は自分でも自覚していない力が、追い詰められたり、命の危険に晒されたりすると思いもよらない力を発揮します。

顕在意識として自覚する部分では、極端な傾向に偏ったりします。

「徹底的にやる」「0か100か」という行動で、中庸を選んだり、中途半端なことはしないでしょう。

その傾向は、他の10惑星と、どう関わってくるかで、具体的に表れて来ます。

また、霊的なこと、先祖に関係することに繋がったりすることもあるといわれます。

冥王星が表す人生の年齢域としては、「第三段階」(天王星・海王星・冥王星)にあたります。
トランスサタニアンは、一般的に認識がしづらい部分がありますが、深層心理にある精神的なものの表れもともいわれます。
太陽から一番遠い星、冥王星の力が最も強いとも言われます。
太陽系から外の外宇宙のエネルギーの入ってくる入り口、太陽系と外宇宙との接点となるのが冥王星です。
自分にやってくる運命を受け止めて享受し、そのために全精力を出し切る力が冥王星で、全てが覆る、無になる様な究極の体験、死にそうになるくらいの極限を経験した時にこそ冥王星の力が働くといわれます。

マドモアゼル愛 風の学習塾より

  • 公転周期:249年
  • 年齢域:死後
  • 年齢的な影響:死後に残る影響と実績。死後
  • 守護する星座:蠍座

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