こんにちは。
1日は蠍座の新月でした。
私は、新月と満月には、わりとハッキリした夢を見るのですが、昨日の朝は放尿する夢を見ました。
現実の世界での放尿はとても嫌われることではあるのですが、夢の中での「糞・尿」は、現実とは少し違う意味を持っている様です。
夢の中でのシチュエーションや、夢から覚める瞬間、夢の中の自分がどう感じていたかによっても意味は違ってくると思いますが、糞尿の夢は大体運気が上がる傾向だと言われます。
自分の夢の体験では実際そうなんじゃないかと思っています。
夢の自分は、拭き掃除をしています。
夢の中では放尿も拭く作業も、結構スッキリした気持ちでしているので、何か心の中で浄化したものがあったのかなという気分で目覚めました。
今回の新月は、蠍座の10度で、私の太陽牡牛座10度とは、180度真反対の度数で起こりました。
サビアンシンボル 蠍座10度
昔の仲間を再び結び付ける親睦会の夕食。
（特殊な技術や精神のレベルを持った人の同志的連帯感）Hisashi Kobayashi
実際私は、この度数を持っている人にご縁がありますし、自分でもこのエネルギーを使っていると感じることがあったりしますが、そんな親睦会の様な仲間同士の集まりに自分がいる時は、年齢差や、会っていなかった時間などの距離間はあまり感じないと思ったりしています。
そして、今蠍座の水星、魚座の海王星、蟹座の火星で水のグランドトラインに山羊座冥王星が29度でカイトを作っています。
また、同じく水のグランドトラインに牡牛座天王星が25度でカイトを作っています。
カイトとは、グランドトラインの三角形を形成する3つの惑星に対して、1つの惑星が180度のオポジションの位置にある場合の複合アスペクトです。
結果的に、チャート上では、空に上がる凧、Kiteのような形になるため「カイト」と呼ばれています。
西洋占星術では、カイトは、グランドトラインによって自動供給されるスムーズなエネルギーに対して、180度真反対のオポジションによる緊張が加わり、イージーアスペクトとしてのグランドトラインの無意識的なエネルギーを集中的に使ったり発展させたりすることができるといわれています。
私はネイタルチャートでは水のグランドトラインに、乙女座（冥王星・天王星・アセンダント）、牡牛座（パラス）、山羊座（月）の地のカイトがありまして、今のトランジットにはどこか近いものを感じますが、やはり山羊座冥王星を頂点とするカイトには、蠍座水星もありますし、冥王星の「崩壊・再生」のエネルギーが強いのではないかと感じたりしています。
特に強いと感じるのは自分にとってという意味ですが、自分のチャートの山羊座の月を頂点とするカイトの向かい側には蟹座の木星がありまして、その木星の度数は27度で、今のトランジットでは蟹座のアセンダントの度数になっています。
サビアンシンボル 蟹座27度
高級住宅街のある渓谷に吹く暴風。
（高すぎる生活水準にたいする天災や人災による調整）Hisashi Kobayashi
この蟹座のアセンダントのサビアンシンボルは、格差崩壊・嵐による浄化を意味しているともされますが、自分の家庭という単位でも、どこか当てはまるところを感じています。
実際今、自分の家族である妹が、精神疾患で病気になっていますが、両親が子の人生を支配してまでも守りたかった、彼らの時代特有の価値観に縛られた生活水準は、今、まさに危機に晒されていると感じます。（あくまでも私の視点から感じてですが）
そしてちょうど半年前、自分のソーラーリターン図を出したことがありましたが、その図を振り返ってみたら、ソーラーリターン図も同じ蟹座がアセンダントになっていて、MCには、魚座の26度がきていました。
そしてそのMC近くには魚座の火星、海王星合の28度があり、牡牛座の天王星、木星の合、山羊座の冥王星とで小三角形を作っていました。
自分のネイタルチャートの魚座の28度には、キロンがありますが、今年は家族に対しては、ソーラーリターン図のMC付近にある火星はよく使ったと実感しますし、同じくMCの近くにいるキロン、海王星の影響をとても強く受けたと感じています。
火星は、妹に対しては、障害者手帳取得や、障害者年金などの手続き、ボランティア施設の調査、通院のための足になったり、入院中の洗濯だったり。。土星的、ドメスティックな事柄、実用的な事柄で動くエネルギー源になったと感じます。
そしてこの11月から妹に対しての介護の体制に少し変化がありました。
毎年感じますが、11月あたりからすでに来年、次の年の事象が起こり始める様な気がします。
来年は土星は牡羊座に移り、土星が牡羊座の私はサターンリターンを迎えますが、牡羊座のキーワードは「I am（我あり）」です。
来年は、海王星も牡羊座に移ります。
自分にとっては、この山羊座冥王星頂点のカイトは最後の崩壊と再生としての意味を表し、今回の蠍座10度のサビアンシンボルが新たな来年のことを告げている様にも感じられます。
「自分をしっかり持つ、自分が主体になって動く」という来年に向けての天体の移り変わりを今の新月が示しているんじゃないかと感じています。
長い文章をお読みくださりありがとうございました。