こんにちは。
今日は、自分の月サインについて、実感することが最近ありましたので、書いてみようと思います。
月は、地球を周る衛星なので、地球に近く、物理的にも地球で暮らす私たちには大きな影響を与えている星だと思います。
月のことについては、様々な考え方がありますが、やはり無視することはできません。
月はよく補助輪に例えられますが、補助輪というのは、人が初めて自転車などを運転する時に、転ばない様に支えになるもので、いわば、人は月に映し出された心安らぐ環境の中で、その人が生きていくのに適応した歩き方、進み方を模索していくということになるのかもしれません。
そのために、月の補助輪は生まれた時からついているもので、この世に肉体を持って生まれて来る人間にとっては欠かせないものなのかもしれません。
生まれたての赤ちゃんにとって、親や社会が欠かせないのと同様なものだと思います。
月の年齢域は生まれてから7歳までということですから、月のことは親との関係がどうしても、深く関わってくると思います。
私たちは、生まれてから幼少期までの経験というものは、ふとした瞬間に頭をよぎったり、心が無意識にそこへたどりついてしまったりするということはよくあると思ったりします。
そして、月は感情を示しますが、感情というものは、その人のアクションを起こす原動力になったり、癒しになったり、結果を判断するものであったり、良くも悪くも、人は感情というものに大きく影響されるものだと思います。
月サインの感情や思考、あるいは、両親、特に母親との幼少期の関係性も、生まれもったものなのだから、変えようと思ったりしても変えられないのですね。
私は月サインが山羊座ですが、お金やものの無駄遣いが嫌いだったり、他人や自分に対して、厳しい目で見たりしますが、自分でケチくさいとか、オバハンっぽいとか、思ったとしても、そう感じてしまうものは仕方ないよねって思ったりします。
思考とは、次の行動につながりやすいものですが、しかしながら、考え方や、ものの見方と現実に起こす行動は必ずしも、結果が繋がってくるというものではないので、その差異をじっくり観察して考えながら出方を選択していくという考え方もあっていいのかもしれません。
私には8才年下の統合失調症の妹がいますが、最近病状が悪化して入退院を繰りしていまして、その妹がきっかけになって、ずっと距離を置いていた年老いた両親ともまた、物理的にも精神的にも私がケアするといったことで深く関わることになってきました。
最近は両親と接していると、自分の幼少期のことをよく思い出してしまうのですね。
長女あるあるかもしれませんが、子供の頃は母は、幼い弟や妹のケアをするのが大変で、私は放置されていたことも多く、自分のことは自分でやるというのは当たり前でした。
なので、子供の頃は、どこか両親の期待に沿う様にと、「子供っぽいこと」とか「甘える」ということはせず、大人っぽく振る舞うのが好ましい。。みたいな意識をずっと持っていたと思います。
月サインとは、占術家マドモアゼル愛氏や他の占術家の方々が何度も動画や書籍で見解を示されている様に親や社会に対しての「こう見られたい」という様な可能性や根拠のない意識なのだと思います。
或いは焦燥感とも言えるかもしれません。
月が他の天体と違うところは、開発したり鍛錬するものでもなく、獲得もしないという部分だと思います。
月サイン山羊座の自分は、「人は20才超えたら、親に頼らず、精神的にも経済的にも独立して生きていくものだ」みたいなそんな意識をずっと誰に対してか不明ですが心の中に写していました。
でもそんな意識そのものは、自分の世界を広げて行くものでもなく、特に人の役に立つわけでもなく、もはやどうやって人に頼ったらいいの?という様な、その方法さえわからないという自分を浮き彫りにするだけの様な気もすると、最近また考えたりしてしまって(笑)
親だけが、満足しているのかもしれません。
正確には親は満足しているだろうと思っている自分がいるだけ。。みたいな(笑)
今では両親は月山羊座(アセンダント乙女座の影響もある)の辛口の手厳しい言葉を吐きながら接している私に対して、感謝の気持ちを言葉で表してくれる様になりましたが、結局私は幼少期の自分を今もやっているのかな。とも思えます。
そして、そのことは、育ててくれた親への感謝というよりは、全ては自分が死ぬ時後悔しないためにやっていることです。
生んで、育ててもらった恩も、かつて子の人生を支配しようとしたエゴを見せつけられたことで、かき消えてしまいました。
子の人生のっとりは、自己愛と子を信用していないということの表れでもあり、少しも愛を感じないし、私は、決して同じことはしない。
死ぬ時後悔しないという生き方は、太陽を生きることでもあるけど、突き詰めると月もいやほど登場してくるのかもしれないと、今感じたりしています。
来年5月に土星が牡羊座に入りますが、牡羊座土星の私はサターンリターンを迎え、特に7ハウスが牡羊座の私は対人関係に土星の試練がやってくるんじゃないかと思います。
もう、今の時点から人に頼れない月山羊座の自分と、苦手だけども、人に頼ることで自分も成長するのかもしれないという土星の試練を予兆する様な事柄がすでに見えてきている気もします。
7ハウスに土星がある私は人と協調すること、人に合わせることがとても苦手なのですが、7ハウスの示すパートナーシップは特別な人間関係でなくとも社会で生活して行く上では人として、とても大事なことかもしれません。
自分の場合は、7ハウスの牡羊座土星が月の思考と感情とは全く別の先にある行動になるんじゃないかなぁ。。もしくは、まだよくわからないけど7ハウスの牡羊座リリスもそのことに影響があるのかもしれない。
と、様々な天体が移動して行く来年を迎えるにあたって最近そんな考えが浮かんできています。