月と海王星。土星。

こんにちは。

3月に入りました。

3月は、3つの天体がサインを変えることになる月で、3月はある意味、「大きな変化」がある月になるのかなと思ったりしています。

7日は土星が魚座に入り、23日は冥王星が6月11日まで水瓶座へ行き(いったん山羊座に戻る)、そして25日は火星が蟹座へ移るのですね。

こんなに主要な惑星が次々と移動していく前からすでに、目に見えない変化が起きているのかもしれません。

冥王星は実際に山羊座から水瓶座に入る目前、今は移行時期だとされる「春分点」は魚座から水瓶座へ向かっているということは確かなことで、それによって、今まで過去に築かれてきた、山羊座的なものの全体像は自然淘汰されて形を変えたり、目には見えないけど人々のマインドが無意識で繋がっていた魚座的なものは、個々の生き方に焦点が移っていったりしていくのかな。と思ったり。

「土星先生」と言われる様に、トランジットの土星は、そのサインやハウスの示すあり方に焦点を当てて、そのことを浮かび上がらせて点検する、適切に機能しているか試す、ズレが生じている場合は帳尻合わせをする星で、時に私たちに厳しさを突きつけて来ることもあります。

それによって鍛えられて私たちは、各々にふさわしい場所に着地していくことになると思いますが、その試練を受けている時は辛い時もあります。

いずれも、私たちは古い過去をたどって、辻つまが合わない部分と向き合わなければいけない時がきているのかもしれません。

魚座が土星に入ることによって、目の前の「魚座的なもの」の、様相が変わりつつある様な気がしています。

柔軟宮に主要な個人天体がある人にも影響があるのかな?

私には離れて暮らしている妹がいるのですが、2月の末頃心の病気にかかりました。

原因は、育った家庭環境にあるのですが、実の両親、また、祖父母、親戚をたどって考えてみると。。

地上で暮らす人として、物質を消費しながら生きていくために固定された考え方があるんですね。

それは、例えば、頑張って勉強して、良い学校に進み、良い企業や、組織に就職するのが当たり前という考え方なんかだったり。

ある意味競争社会で、勝者になる様に、まずは武器を身につけることこそ重要と植え付けられてきた家庭は他にもあるかもしれませんがうちの家庭はそれが強かったかもしれません。

親や世間が考える「武器」が必ずしもその子に適していると限るわけではないと思います。

私たちは、生まれてから7才までの月の時代に、こうした物理的に「物質を獲得、所有しながら生きていくため」の法則をまずは、親から学ばされるということになるのかもしれません。

本当は別のことを学ぶはずなのかもしれませんが、周囲には「それが正しい」という何か知らんけどの常識みたいなもんがあって、親や社会が、そのことを優先させて私たちに刷り込み(?)をしてしまうということがあるかもしれません。

でも肉体を持った人間として「地球で生きる」ことと、親や社会から初めに教えられたことから全く断絶した世界で生きることは難しく、仕方ない部分もありますし、そのことで安らぎを感じることもまた確かなのかもしれません。

ただ、「それが正しい」という親の想いが強すぎれば、親は、子が自分自身の人生を歩もうとするとき、その考え方の枠から外れたりすると、「守らなければ」とか「いやそれは間違っている」とばかりに干渉してきて子の人生を邪魔してしまう可能性があると思います。

もちろん状況と内容にもよると思いますが。

人は自分の選択で自分の人生を生きていないと感じた時、自分の人生がある意味「終わった。」または、「死んでいる。」と感じることがあるかもしれませんし、この世界で生きていくことに「責任」を持たなくなるかもしれません。

第一、生きる活力がなくなりエネルギーはどんどんなくなっていくと思います。

親によっては、それでも「社会と関わっている」「仕事をしている」「きちんと衣食住の生活ができている」という形だけのライフスタイルができてさえすれば、そのことを幸せというと思い込んでいることがあるかもしれません。

無意識に私たちは親や周囲の社会が勝手に決めた物差しで自分の価値を決めてしまいがちなのかもしれませんが、太陽である自分自身を生きていく上でそれは全く無駄なことで、自己肯定感を低くしてしまう原因になってしまうだけなんじゃないのかと思います。

月と海王星のアスペクトは、感受性が強く、周囲の無言の空気をスポンジの様に吸収して、自分と他人の境界を無くしてしまい、その内側に溜めてしまったりということがあると思います。

太陽と土星がMCの蟹座、月と海王星が射手座で0度(コンジャンクション)の妹は、「親の気持ち」も推しはかりつつも、自分自身の考えをずっと今まで言えずに来てしまった結果、長く続いた心の「モヤモヤ」が「被害者的意識」に変わり、そのことに屈してしまった(依存してしまった)ことに対しては「自己否定」が始まってしまい、この土星がサインを変える時期に心がバランスを崩してしまったのかもしれないと思いました。

太陽意識って自分が見つめたいものをただひたすら見れば良いだけで、その途中にあるものは、別に見なくていいって言ってるのでは?

とは思いますが、それをなかなか実行に移すのは勇気が必要です。

深層心理にある深いもの、或いは、社会の魚座、海王星が示すものがこの時期、露わになる出来事が起きつつあり、根底からそのあり方を問われていることがこれから起こるのかもしれません。

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