潜在意識と皮膚トラブル

こんにちは。
アトピー、乾癬、湿疹、蕁麻疹など、長年治療を続けているけど、なかなか治すことが困難な、慢性の経過をたどる症状のある皮膚疾患があります。

そもそもの原因は、心的ストレス、怪我やウィルス等の突然の外的要因、食生活、遺伝などが考えられる様ですが、さらに深い潜在的な部分と関わっていることもあると思います。

私は、20代で頭皮がやけに、痒いなぁと思うことがあり、必要以上に皮膚が乾燥した状態になり、30歳になった頃から「手荒れ」や、肌の「かゆみ」など皮膚疾患の予兆みたいなものを感じました。

実際に具体的な症状が皮膚や爪などに見られる様になったのは、45歳頃で、その頃は、仕事がピークで忙しかった時で、主に塗り薬とステロイド服用に頼っていました。

それが「乾癬」という皮膚疾患であることが診断されてその後、症状がすすみ、自己免疫疾患として発病した時は、「乾癬」が、体幹の各所の関節を攻撃して、一時期は発熱、胸骨と、四肢関節がちゃんと機能しなくなって一時寝込むという様なことがしばしばありました。

当時は、自分のキャパ以上の仕事を必死でやっていて、発病したのは、担当の仕事の忙しさのピークが過ぎて暫くしてからだったと思いますが、気力はあっても実際は体がついていってなくて、無理していたのだと思います。

「やらねば」とか「するべき」みたいな自責観念もありました。

この「乾癬」っていうのは元々は皮膚の代謝が異常になり、赤い発疹ができたりする皮膚疾患なんですが、人によっては、免疫機能が誤作動して、自分で自分の体の関節を攻撃して炎症を起こしてしまう、自己免疫疾患につながることもあるそうです。

それから免疫抑制剤と「琵琶温灸」などの民間療法で、1年くらい治療して寛解しました。

もう薬も必要ないし、寝込むこともないけど皮膚の「乾癬」の症状が完治したかというと、そうでもないですね。

皮膚にトラブルのある人は、薬の内服や、塗り薬等の皮膚のケア、または、内臓面の改善などで治療してよくなれば良いですが、慢性化して、なかなか治らないという場合は、原因が、そこ以外の「潜在意識にある」ということも考えられると思います。

「そこを変えなければ、これから自分自身が困りますよ」ということを自分の体が身をもって教えてくれているのかもしれません。

皮膚は、体外からの異物に対して、内側を守る働きをします。

自身の内側の柔らかい繊細な部分と、外側の外界とを区切る結界みたいなものと考えると、「自分自身」と「その外側」をきっちり分ける感覚。

皮膚疾患のある人は、この意識が少し強いことがある気がします。

私は自分の内面に人が侵入してくることにある種の「抵抗感」が昔からちょっとありました。

「反射的」に自分自身が他に支配されることに対しての「バリア」の様なものを張っている感じですかね。

そして、それは何故かというと、「他人から見られること」「他人からの評価」をことさら気にしていることがあったからかもしれません。

何故そう思うかというと、仕事に対しての当時の「思い込み」が、本当に自分がそれをやりたいという能動的な想いからだったかというと、そうではなかったのでは?と今考えたら思えたりします。

自分の価値は「仕事の評価」で決まると思い込んでいたところがあり、本来は、崩れ落ちそうな内面を抱えながら、できもしない「大人な自分」を演出して、人から認められたいと考えていたのだと思います。

このことは、私が月星座が山羊座だったので、自分の「」を一生懸命やっていたのだと思います。

※「月の欠損」についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

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そして、何故、「人の評価」を気にする様になったのかというと、やはり、幼少期の親との関係にあったと思います。

両親は、子に対して、「過干渉」な部分があり、子の進路に口出しをし、レールを敷きたがり、子の人生を支配しようとしている部分があったと思いますが、結果、親から受けた「気持ち」に沿わなければとか、「認められたい」という感情が積み重なったものが「人の評価」をことさら気にする原因になっていたかもしれないと思います。

「こんな子に育ってほしい」「こんな人生を歩んでもらいたい」という想いは親なら当然あると思いますし、ありがたくもありますが、必ずしも、親の人生と、子の人生の価値観が合うものではないですね。

私は、入院後、その仕事の組織を抜けましたが、月星座のことを知ってから、自分が自分らしいと思える部分は自分の思うところとはまた、別にあるのでは?ということに気がつき、考え方を変えました。

それから、両親に対しても、自分の思うところをしっかり伝えることにしました。

いつも、汗をたくさんかく今頃は、手荒れや、爪の病変が著しくなるのですが、今年の夏は、その症状が何故か出ていません。

「他の評価に左右されることのない自分自身の軸をしっかり持つこと」

薬品も有効ですが、しっかりとした意識を持つことは薬品以上の効果がある場合がありますね。

そして月星座と幼少期の親との関係は、やっぱりとても深く関係がある気がします。

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